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制作の流れ

  • お客様と制作する
    仏像イメージの共有。

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    当店にて制作仏師を選定後、
    見積もりを提示。

  • お客様よりご注文後、
    制作開始。

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    バランスとおおよそのデザインを
    見るため粘土原型を制作。

  • デザインやバランスをお客様と仏師と当社で
    共有した後、木彫りでの制作を開始。

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    木彫り完成後、可能な範囲で
    細かい部分の修正を行う。

  • 修正した仏像をご確認いただき、
    彩色開始。

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    彩色ご確認後、完成。

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    粘土原型の状態

    おおよそのバランスやデザインを確認する為の粘土原型です。

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    木彫り完成

    ここから彩色に入ります。このままでも十分素敵な作品です。

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    彩色完成

    木彫りの状態と比べて色合いによる深みが出てお客様が求める品格や風格がさらに表現されました。

制作依頼して頂いた小牟田様の感想

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毘沙門天像完成。
快慶の高野山四天王像に魅せられて、青山の仏像ショップイスム表参道店さんに相談したのが2013年の秋。東京の仏師、藤田先生の見事な彫刻が出来上がり、そして彩色を篁千礼先生の素晴らしい技術によって完成した感動的な最高傑作。

素晴らし過ぎる技術と仕事レベルは大いなるエネルギーを頂けるものですね。実に感動的です。
最初はイSム表参道店の森田社長との出会いで、軽い気持ちからダメ元で仏像って、どうやって作ってもらえるのでしょう?というご相談から、こちらのおそらく有り得ない予算を元に、とても親切に色々と相談に乗って頂いてスタートしての本プロジェクトでした。

思えば、生意気にも僕は大先生を相手に何度もダメだしをさせて頂きました。
それでも先生は熱心に素人の僕のお願いに耳を傾けてくださり、何度も気持ちを持ち上げては修正を繰り返してくれ、「先生、快慶になってください!」とのお願いに心の底から価値観を共有して下さいました。

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モチーフは高野山の快慶作、広目天像の顔でありながら、毘沙門天像にして頂きたいというもので、基本的にポーズがまったく異なる仏を僕のイメージの中だけにある像へ、長時間に渡る打ち合わせを繰り返しながら実現して頂いたものです。

更に篁先生の彩色では、パーフェクトに出来上がった檜の彫刻作品に対して、絶対に失敗は許されないプレッシャーの中で、僕の想像を遥かに上回る風格と品格の仕上げを完成して下さいました。

あまりの感動に、全身に鳥肌が立ちながら体温が上がって汗が滲続けるほどの感激。これは味わった事の無い不思議な感覚でした。

しっかりした仕事をしたい、という決意に対する小牟田の自己投資です。