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商品番号 550-010
商 品 名 聖観音菩薩像 - ツゲの逸品 リアル彩色仕上げ 篁千礼彩色
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平安前期の彫刻の特徴を持つ国宝「聖観音立像」がモデル。鋭く複雑な衣のヒダ、豊かな頬や胸の張りや背中を反らせた姿など、唐の彫刻の影響が大きい平安前期彫刻の特徴が現れています。現代の彫刻様式とは大きく異なる像の再現に挑戦した作品です。こちらの仏像はツゲ材で彫刻された仏像を木彫彩色師の【篁千礼】先生が培ってきた技法を元にリアルな彩色で再現いたしました。
「うつすこと まなぶことは 美の創造の原点だ!」をテーマに2005年7月20日(水)〜9月11日(日)まで東京国立博物館で《模写・模造と日本美術-うつす・まなぶ・つたえる-》という特別展が開催されていました。作品をうつす「模写・模造」は、洋の東西を問わず古くから多くの芸術家によって繰り返し行われてきました。たとえばローマ時代には、ギリシャ彫刻の名作が数多く大理石に模刻されました。中国(明)に渡った室町時代の画聖・雪舟は、模写によって異国の画風や技法を学び、それを礎に多くの傑作を生み出しました。そして雪舟の作品は、江戸時代の狩野派の画家たちに盛んに写されているのです。一般に模写・模造は、「ほんもの」ではない価値の低いものとされています。しかし、美術工芸の制作の過程では「模写・模造」こそが、さらなる創造を生み出す原点であり、古典の再生をもたらす原動力となってきたのです。「仏教美術」として、また「祈りの仏像」としての弊社の国宝模造仏像が、一人でも多くの方のお目に触れ、弊社の「伝移模写」の精神を感じ取っていただければ幸いです。